テレワークなども増え、おうち時間が増えている近頃。
YouTubeや映画鑑賞もいいけど、コーヒー片手に読書を楽しむのもおすすめです。文章には映像がついていないので、想像力が高まるんですよね。
ちょっとした合間や就寝前のお供として、サラッと読める本を紹介します。
つい頑張りすぎちゃう女性のこころを癒します٩( ‘ω’ )و

■目次
わたし、定時で帰ります/朱野帰子
主人公は32歳、結婚が破断になったばかりの働く独身女性の物語。
働きたい人も、会社を辞めたい人も、産休や育休で悩んでいる人も、「仕事」「会社ってなんだっけ?」と人生を見つめ直すきっかけになる1冊です。
詳しくは、こちらに感想を書いています!
☞【おすすめ小説】働く意味とは何?/わたし、定時で帰ります。

コンビニ人間/村田沙弥香
芥川賞を受賞し、24ヶ国語に翻訳が決定している著書。実際に手に取ってみると分かりますが、とても短い小説なので活字が苦手な人にもおすすめです。
「就職して、結婚して、子供を産む」それが幸せ、それが”普通”の生き方。それは誰が決めたルールなのでしょう?
「普通の人生」とは何か?をコンビニを舞台に、独創的でおもしろい切り口で描いた作品です。
白いしるし/西加奈子
女32歳、独身。誰かにのめりこんで傷つくことを恐れ、恋を遠ざけていた夏目。…(中略)恋の終わりを知ることは、人を強くしてくれるのだろうか?
小説の裏表紙のあらすじを読んで手にとりました!
さまざまな経験をしてきた30代。歳をとる度に、恋愛の経験も増えていきます。20代の頃とは違い、1つ1つの恋愛は深く、終わったときの傷口は深くなっていきます。
“もう辛い恋はしない”
そう誓っていても、恋におちるときは落ちる。
ダメだと分かっていても落ちる。
会いたい。
そのシンプルな欲求に抗うことが出来る人は、世界にどれほどいるのか。
何歳になっても、好きな人に会いたいと思う欲求は変わらない。傷ついてボロボロでも、また全身で恋をしたいと思える1冊です。
西かなこさんの作品はどれも刺さるのでおすすめです┗(^o^ )┓三
うつくしい人/西加奈子
仕事もプライベートも疲れ切った主人公が、一人旅をして少しずつ自分を取り戻していくストーリーです。
社会の中で生きていれば、敏感な人ほど心に重たい荷物が増えていきます。
少しずつ降ろせる人ならいいけれど、ある日パンクしてしまうこともあります。急に涙が止まらなくなったり、独りになりたくなったり、反対に誰かに会いたくなったり。
生きづらさを感じている人におすすめの小説です。
風のマジム/原田マハ
舞台は沖縄。心地よい方言に心が温まります。
派遣社員として働く28歳の主人公が、さとうきびでラム酒を作るという夢をみつけ、事業立ち上げから女社長になるまでのストーリー。
平凡な女性が夢を見つけ、心折れそうになりながらも、決して諦めない。
とりたてて大きなトラブルもなく、さりげなく過ぎ去る日々。何も望まず、追いかけず。そんな人生でもいい、と思っていた。
周りの「無理」という声にも屈せず、できることを考え、進んでいく主人公の姿に目が離せなくなります。
目標や夢を持っている女性は強くてかっこいい。やりたいことに出会えた時、人は大きく変わるんだと再認識でき、胸が熱くなりました。
「私だって何かできるかも?」自分の人生の可能性に期待したくなる1冊。
世界から猫が消えたなら/川村元気
2013年本屋大賞ノミネート、映画化もされている作品。
何かを得るには、何かを失わないといけない、人生における等価交換の原則を描いた作品です。
でもただ生きることには意味がないじゃないですか。どう生きるかに意味があるんじゃないですか。
自分がやり残したこと、伝えられなかった言葉、心の奥底に隠した思い。
もしも明日、自分が死ぬと分かったらどうしますか?読み終わった後、大切な人に会いたくなる1冊です。
ぼーっと生きている日々、当たり前の日々。そんな普通の毎日も、きっと愛おしく思えてきますよ。
四月になれば彼女は/川村元気
読み終わったあと、切なくなって、過去の自分の恋や愛に重ねてみたりして、少し放心状態になりました…。ベッドに横たわって、目を閉じて、余韻を味わいました。
泣きたい人におすすめです。
恋や愛、結婚とはなにか?
欲望とセックスと。生きること、死に向かうこと。
答えのない人生の問いに真摯に向き合った作品。
目の前の人と、後悔がないように向き合いたい、きっとそう思うはずです。
番外編|その他
田中みな実 1st写真集
フリーアナウンサーの田中みな実さんの魅力たっぷりの写真集です!
女性の写真集を手に取るとは自分でも予想外だったのですが、彼女の努力と芯の強さに惹かれ購入しました。
鍛え抜かれた身体や艶やかな肌を眺めていると、「こんな身体になりたい!」「美しさは武器だ」なんて思います。目に見えるところに飾っています。
テレビのぶりっこキャラの印象もまだ残っているかもしれませんが、かなりの努力家で知的な女性ですよ。
死ぬまでに行きたい!世界の絶景
ああ、世界って広いんだあ〜としみじみ思える作品。
まだ知らないことだらけで、ちっぽけな世界の中でジタバタもがいている自分が、なんだか小さく思えてきます。
足を運ばなくても、ページをめくる度にため息が漏れるような感動が押し寄せます。アートを眺めているような感覚で読んで見てくださいね。
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