こんばんは!
はまあやです。
私たち、独身族にとって「結婚」とは未知の道です。
オーバー30ともなると、周りの友人は結婚し、子どもが2人誕生し、すでに離婚している夫婦だっています。そんな周囲の経験者から聞く話は、悲しい現実のほうが多い…。
・自由な時間が欲しい
・もっと遊びたい
・旦那がダラシナイ
・ときめきが欲しい
・お金で口論になる
・お金さえあれば離婚している
まだまだありますが、そんなことを耳にすると、「結婚って自由がなくなるんだ…、女性として見られなくなるのか…」なんだか、げんなりしちゃいますよね。
私はそんな思いしたくない!と、結婚相手へ求めるものが増えていったり。
(年収だとか、家事ができるかだとか…)
私自身、結婚に対して夢を持つことが出来ずにいました。
だって、好きなことも、やりたいことも、たくさんあるから。結婚とは、それらを全て諦めることだと思っていました。
家族のために、生きることだと。
そんなときに、友人が1冊の本を勧めてくれました。
私たちが知っている夫婦とは少し変わった「夫婦」のお話です。
家族や夫婦の在り方、旦那さんの選び方、生き方のヒントが見つかるはずです。
「初デートおなか痛い事件」に私は衝撃を受けました!!!!
きっと、度肝ぬかれるんじゃないでしょうか?
第一印象で決めつけない。
赤城夫婦について
この1冊の本は、赤城さんご夫妻、2人で交互の視点から書かれた著書です。
結婚式当日に、働くことを止める宣言をし、ふたり仲良く無職へ。
二度と戻ってこない新婚旅行を楽しむ中で、「家族を最優先にして、仕事でも成功する方法」を模索。
そして、その思いは1冊の本になり、ベストセラーに。
その後、結婚生活研究家として、全国でセミナーや講演をするようになる。
そのライフスタイルを学ぼうと受講生は増え続け、現在では、世界45ヵ国に受講生をもつ会社の経営者となる。
夫婦の馴れ初め
その赤城夫婦の馴れ初めが、冒頭にお話した「初デートおなか痛い事件」笑。
ざっくり説明すると、ずっとカナさん(奥さん)にアタックしていたヨシさん(旦那さん)。
やっとの思いで漕ぎつけた初デート、考えに考え抜いたデートプラン。
が…しかし…デート当日に、ヨシさん腹痛のため帰宅!!!!!!!!!!!
「あの、おなかの調子が悪いので、申し訳ないのですがホテルに帰ってもいいですか?」
はい。私、ヨシさんのこのひと言で「この人、いいわ!」って思ったんですよね。
え?!
カナさん?!
私だったら「このチャンスを棒に振るのか?根性ないな!我慢してでも頑張ってよ!」と思うんです。
どうしてそんな風に思えるんだろう。
やっぱり、器の大きさが違う?~なんて考えていたのですが、カナさんは相手の行動を、もし自分だったら?に置き換えて考えられる人だったからでした。
もし自分が体調が悪いときも、寝てていいよ!って言ってくれる人だと思ったそうです。
それって、すごく楽だなって。
自分のことを大事にできる人は、私のことも大事にしてくれると思ったんです。
私の中には、その考え方は1mmもありませんでした。
それは裏を返せば、自分の都合の良いことしか考えていなかったのです。
相手に求めることしか見えていないのです。
昔の恋人に「女性なんだから…」と言われることが、ものすごく嫌でした。
でも、よくよく振り返ると、同じなんです。
「男なんだから、しっかりして欲しい。」と思っていましたから…。
自分がされて嫌なことを、案外、自分がやっていたりするんですよね。
成長に期待するということ、信じること。
旦那さんであるヨシさんは、カナさんと出会ってから、考え方はもちろんですが、出来ることがどんどん増えていきます。
よく家庭の中で問題になるのが「家事」かなと思いますが、カナさんの考え方を知り、目から鱗でした…。
どんなに「そうじゃなくて」と思っても任せてみる。いざ任せたなら、そばにいないのがコツなんです。
グサッ。
私はこだわりが強くて、人に任せられなかったのです。
もしかしたら、多いのではないでしょうか?
30代ともなると、どんどんこだわりが増えていきます。自分のスタンダードが、当たり前だと思い込んでしまう。少しでも違うことをされると、キーッ!触らないで!となってしまう(笑)
洗濯はこうして欲しい、
キッチン道具はこう使って欲しい、
ああ、そうじゃない、
汚さないかな?
散らかさないかな?
後片付けまでしてくれるのかな?
気になって気になって、監視しちゃっていませんか?
そんな適当にしかやらないんだったら、もういい!私がやる!!!
そう言って、全部引き受けてしまう。
そして結果、忙しい。
ダラダラしてる旦那にイライラする。
この無限の負のループ…(笑)
ヨシさんは全く料理できなかったらしいですが、今では子どもに「お父さんのシチューのほうが100倍おいしい!」と言ってもらえるくらいの腕前になったそうです。
カナさんも嬉しい、ヨシさんも子どもに喜んでもらって嬉しい、みんなハッピー。
それは本当にカナさんの考え方のすばらしさなので、細かい部分はぜひ、本を手に取ってみてください( ˘ω˘ )
どんな人生を歩みたい?
パートナーを選ぶとき、相手が今、何ができるのか、何を持っているかは重要ではありません。
まずは、自分がどうしたいのか、どういう家庭を築きたいのか、どういう人生を歩みたいのかを把握することなのだと思います。
今はできなくても、できるようになれます。
しかし、今何ができるのか何を持っているかに、私たちは目がいってしまいがちです。
家事ができる人であって欲しい、
車の運転が上手い人であって欲しい、
エスコートできる人であって欲しい、
上場企業に勤めている人がいい、
年収800万以上がいい、
会社は倒産するかもしれないし、解雇されるかもしれません。
今、持っていてもそれはなくなってしまうかもしれません。
しかし今、出来ないことは、協力すれば、できるようになるかもしれません。
もっと、もっと、大切な部分。
人生で、もっと大切にしたいことってなんでしょうか?
著書の中でこういう問いかけがあります。
80歳になったとき、
「私の人生は幸せだった。なぜなら、〇〇だから。」
〇〇に入る言葉を、突き詰めて考え抜いた先に、人生で本当に大切にしたいことが見えてきます。
有名になれたら?
仕事で認められること?
たくさん稼ぐこと?
きっと、
「一緒に生きた大切な人」の姿が浮かぶのではないかな?と私は思っています( ˘ω˘ )
パートナーの存在が人生を変える。
結婚してとても身に染みたことは、とにかくパートナーの力ってすごいっていうこと。誰と時間を過ごすかで、人生は、まったく違うものになっていくからです。
結婚ってなんだろう?
ひとりでは生きていけないからするのだろうか?
寂しいから?
子どもが欲しいからするのだろうか?
結婚願望が全くなかった私には、本当に未知の世界でした。
結婚すれば、遊びに行けなくなると思っていたし、趣味の時間も、ゆっくり本を読む時間さえ持てなくなると思っていました。窮屈な世界だと、本気で思っていました。
まだ未婚なので、これはたぶん想像ですが…
遊びに行くことよりも、ひとりの時間をゆっくり過ごすよりも、もっと大切にしたいものが、見つかっただけのことではないでしょうか?
そう思うと、
結婚っていいな、って思いませんか?
結婚している人も、していない人も、したくない人も。
夫婦関係で悩んでいる人も、
パートナー選びで悩んでいる人も、
きっと、幸せに生きるヒントが見つかります。