はまあやです。
人の恋愛エピソードが大好きです。
おもしろおかしく笑いたいからではなくて…
その人の価値観や今までの生き方、選択、家族観、癖など、さまざまな人間らしい部分が、垣間見えるので好きです。
だって、恋愛って、”冷静に”とはいかなくなるじゃないですか?
そういう、何歳になっても、「わ~~~」ってなる感じが、素敵だなあって思うんです。
ある日、本屋さんをうろついていたら、ふと目に留まって、手に取った1冊の本。
読みすすめてみると、止まらない!!
言葉のセンスが最高すぎます…。
使ってみたくなるネーミング~、、
失恋ホストとして、1200人以上のお悩み相談に耳を傾けてきた、「桃山商事」への愛が絶賛止まらないので、紹介させていただきます。
桃山商事って誰のこと?
・清田隆之(代表)
・森田雄飛(専務)
・ワッコ(係長)
以上の3人からなる恋バナ収集ユニット。
2001年結成。
恋に悩む人々をサポートする「失恋ホスト」というサービスを無償でスタート。
その相談内容は、ラジオやコラムで紹介されていきます。
こまかい情報はHPをチェックしてください( ˘ω˘ )
☞桃山商事HP
恋愛相談にベストアンサーは存在しない。
「そんな人とは別れましょう」
「不倫はダメです」
「見切りをつけて次へ行きましょう」
ズバッと本質をつく恋愛相談は腐るほどあります。
はっきり言って欲しい人もいるし、それはそれで良いのですが、頭ではダメだと分かっているけれど、抜け出せないから悩んでいるんですよね。簡単に忘れたり、諦められたら、悩むことなんてありません。
桃山商事の恋愛相談は、物腰柔らかいのに、不思議と、だんだん本質が見えてきます。
”あなたは何に悩んでいるのか”
ここの部分をまず明確にして、現在地を導いてあげます。
人の気持ちは複雑です。特に女性は感性が豊かな分、さまざまな感情が入り乱れて、自分が一体、何に悩んでいるのか分からなくなってしまいがち。
そうやって、散らばった物事を論理だてて、説明するのは男性がやはり長けています。
不安やモヤモヤ、辛い気持ちは、どうしたらいいのか分からなくなっているからなんですよね。
だからこそ、現在地を明確にすることが重要で、その上で、では、こういう方向でがんばってみてはいかがでしょうか?と謙虚に提案してくれます。
過去に受けた恋愛相談を、いくつか集めた著書。
「生き抜くための恋愛相談」
~一部、ご紹介~
【お悩み】いろんな男性から重いと言われます。
・「重い」とは何か?
・「重い」にあって「重くない」にないものとか?
・「重い」が発生するメカニズム
・重くない恋愛なんてあり得るのか?
・男は重さを伴うコミュニケーションに慣れていない。
以上の点から、1つのお悩みに対して、読み解いています。そう、すごく長いです(笑)とても丁寧で、論理的。時折、女性の感情に寄り添い、決して、相談者を追い詰めたり責めません。
順番に解決していくことで、だんだん心のモヤが晴れていくというスタイルです。
桃山商事の恋バナがセンスありすぎて笑った。
最初に手に取った本が、
「モテとか愛され以外の恋愛のすべて」
テーマにそって、桃山商事の3人の持論やエピソード、相談者さんから寄せられたエピソードなどを用いて展開する恋バナ。この本は、cakesというウェブサイトで連載されていた”細かすぎる恋愛の話”をまとめたものです。
言葉の独特なセンスが好きすぎて、久しぶりに文章で笑いました!!!!!
●コミュニケーション・オーガズム
→会話を通して相手と深い共感が得られたときに感じる快感や癒しのこと。
●ゲラセク
→ゲラゲラ笑いながらするリラックスしたセックスのこと。
みたいな、桃山商事のネーミングセンスが面白いんです。
女性のワッコさんの歯に衣着せぬ言い方が好きです。終始、好きですとしか書いていませんが、本当に好きです。このブログでは書けない内容も多いので、(いや、書いてもいいけど…恥ずかしい笑。)
~おすすめタイトルを少しだけご紹介~
・「自分史上最高のエロ」をみんなに聞いてみた
・元カレの想い出が「過去」になる瞬間
・恋愛でもっとも取り扱い注意かもしれない”食事”の話
・謝らない男、とりあえず謝る男
・ホテルのお会計をどうするか問題
女性と男性の意見が知れるので、良い学びになります( ˘ω˘ )
人の恋バナを聞くと、忘れていた過去の自分の恋愛をふと思い出したり、経験がないことでも、”これは嫌だな””こんな人とはきっと合わないな”だとか、自分の価値観みたいなものを再認識できるんです。
”魚の焦げを食べると癌になる”って口うるさく言われて…っていうエピソードを読んだとき、”ごはんに醤油かけて食べると、お腹に虫がわく”と口うるさい元カレを思い出しました(笑)
おばあちゃんからの言い伝えだろうけど、この現代でそんなわけないし…じゃあ、おかず買ってよ!!と心の中で叫んでいた…遠い目。(23歳頃の貧乏時代の話…)
しばらく恋愛から遠ざかっている…っていう女性のスイッチにもなると思います。恋愛のドキドキや少しめんどくさい感じってこんなだったなあって思います。
秋の読書にぜひ(笑)